蟻という生き物
■アリと関係を持つ生き物たち -クモ目-


詳しい生態はわかりませんが、アリから攻撃をされる事はないようなので、アリと同じ匂いを付けているものと思われます。

そしてアリのサナギを捕食しました。
このクモはアリの巣の中で、アリの幼虫やサナギを食べています。

このコロニーには10匹以上のクモが暮らしていました。

このコロニーには3匹のクモが同居していました。
クモたちは、アリの幼虫や卵のある巣の中心部にいました。

アリはクモのことには気が付いていないようで一切攻撃などはしません。

クサアリ類は、木の洞の中に、オガクズを固めたような特殊な巣を作りますが、その中に多くのクモが潜んでいるのです。

隙間にトンネル状の巣を作り、近くを通りかかったアリを襲って捕食します。
アリの巣に巣を張れば、1年中エサには困りませんね。
アリの匂いがついているのか、クモはアリには攻撃されません。

アリにとって、一番安全であるはずの巣には、こんなに危険な生物が潜んでいる事があるのです。


アオオビハエトリが、クロナガアリを狙っています。
アリを捕食するときは、とても慎重に狙います。

クロナガアリがアオオビハエトリに捕まってしまいました。
クモは初めにアリの触覚や、足などを噛みついて離れます。
しばらくすると、毒がまわりアリが弱りますが、そこで再び噛みつくのです。

アリを専門に食べるクモだからこそできる事です。


この個体は大きなムネアカオオアリを捕らえました。
これらのクモはアリの弱点を知っているようで、多くは頭部と胸部の間を噛み付きます。

自分の数倍はあるクロオオアリを捕らえました。

このカニグモは結婚飛行のために巣から飛び立ったクロオオアリのオスを捕らえました。
アリも生きていくのは大変です。

一見アリのようにも見えますが、実はこれはアリグモと言うクモの一種です。
アリを専門で食べると言うわけではありませんが、アリを食べる事もあるそうです。
歩いている姿は、本当にアリにそっくりです。